海外駐在Hack

【人生逆転】Fラン卒の僕が年収1400万。海外駐在員のリアルな給料事情、全部話します

「もっと稼ぎたいけど、学歴もスキルもない…」

これ、昔の僕がずっと思っていたことなんです。 正直に言うと、僕の経歴は全然ピカピカじゃありません。Fラン大学を出て、最初の仕事は工場のフォークリフト運転。正直、将来どうなるんだろう…って、結構不安でした。

でも、そんな僕が33歳になった今、年収1,400万円を稼いで、資産6,000万円を築けている。

特別な才能があったわけじゃないんです。僕がやったことは、たった一つ。 「海外駐在員」になる。

これこそが、学歴もコネもなかった僕にとって、人生を最短で好転させる最強の「ライフハック」だったんですよね。

この記事を読めば、海外駐在員がどうしてそんなに稼げるのか、そのカラクリが全部わかるはず。僕自身の給与明細を元に、包み隠さずお話するので、ぜひついてきてください。

赴任前の給料(日本のしがないサラリーマン時代)

まずは比較のために、僕が日本にいた頃の給料からお話しますね。

当時は、中小企業で働くどこにでもいる普通のサラリーマンでした。海外営業の仕事は楽しかったんですけど、給料はまあ、ご想像の通りです(笑)。

当時のリアルな給与明細がこちらです。

年収をまとめると、だいたいこんな感じでした。

項目金額
月給(総支給)× 12ヶ月約492万円
ボーナス(年間)約150万円
額面年収約640万円
手取り年収(だいたい)約500万円

月々の手取りは約32万円。ボーナスがあったから生活はできていたけど、贅沢ができるわけでもなく、「このままで大丈夫かな?」っていう不安は常にありましたね。

たぶん、日本のサラリーマンの方って、これに近い状況の人が多いんじゃないでしょうか。 まずはこの数字、しっかり目に焼き付けておいてください。

赴任後の給料(金銭感覚ぶっ壊れ注意)

そして31歳の時、海外赴任の切符を手にしました。 ここから、僕のお金に対する常識が180度ひっくり返ることになるんです。

これが、今の僕の日本での給料です。ぜひ見てみてください。

海外駐在員の給料には、主に5つの大きな特徴(ハック)があります。

1. 給料が「ダブル支給」になる

まず、これが一番大きなインパクトかもしれません。 海外駐在員になると、多くの会社で給料が「日本」と「赴任先の国」の両方から支払われる「ダブル支給」になるんです。

僕の月々の手取りは、こうなりました。

支給元(手取り)手取り月給
日本からの支給約41万円
赴任先からの支給約24万円
合計手取り月給約65万円

これに加えて、日本でのボーナスも満額支給されるので、額面年収は約1,400万円まで跳ね上がりました。

2. 家賃・水道光熱費は「会社持ち」

これも、とんでもなく大きいメリットです。 駐在員が住む家は、基本的に会社が用意してくれます。しかも、家賃だけでなく、水道代や光熱費、ネット代まで負担してくれるケースがほとんど。

僕の場合、毎月約15万円分の生活費を会社が肩代わりしてくれているんです。 つまり、年間で180万円分が、給料とは別に勝手に浮いていく計算になります。

3. 「住民税」と「所得税」を払わなくていい

税金の話です。ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、すごく重要なので、ぜひ読んでみてください。

海外に1年以上住む予定だと、日本を出る時に「海外転出届」を出すことで、日本の法律上「非居住者」という扱いになります。

この「非居住者」になると、「住民税」の支払いが免除されるんです。 給与明細の住民税の欄を見てもらうと分かる通り、「0円」になっていますよね。

さらに、日本で支払われる給料に対する「所得税」も免除。(※現地で税金は払いますが、現地の会社持ちです)

おまけに、僕の会社の場合は、面倒な現地の確定申告なども全部代行してくれます。税金に関するストレスは、ほぼゼロになりました。

4. ただし「社会保険」と「年金」は支払う

「じゃあ、全部払わなくていいの?」と思うかもしれませんが、そうじゃないんです。 将来のために大事な**「健康保険」と「厚生年金」は、ちゃんと日本で払い続けます。

これは会社が手続きをしてくれるので、海外にいても日本の保険が使えますし、将来もらえる年金が減ることもない。ここは大きな安心材料ですね。

5. トータルの手取りは、衝撃の「1.8倍」以上!

で、結局手取りはどうなったのか? 日本時代と海外駐在の今を、分かりやすく比較してみましょう。

項目日本時代海外駐在の今変化
額面年収約640万円
(※3年前の数値です)
約1,400万円+760万円
手取り年収約500万円約930万円+430万円 (1.85倍)
会社負担の家賃等0円約180万円/年+180万円
実質的に使えるお金約500万円約1,110万円+610万円 (2.2倍)

どうでしょう?この変化、すごくないですか? 手取り額だけで1.85倍。会社負担分まで考えた「実質的に自由に使えるお金」は、なんと2.2倍にもなっているんです。

(現在は日本からは約800万円の年収となっています。)

これが、僕がたった数年で資産6,000万円を築けた、最大のカラクリというわけです。

海外駐在以降の資産

2023年に海外駐在してから資産が急激に上昇しています。

2023年1月時点で1,430万だった資産が、2025年8月時点で6,000万まで増えています。株式市場が好調だった影響もありますが、わずが2年半で+4500万の増加です。

資産の変動についても今後別の記事で紹介したいと思います。

海外赴任に向いている人の3つの特徴

ここまでお金の話ばかりしてきましたが、もちろん良いことばかりじゃありません。 最後に、僕が思う「海外赴任に向いている人」の特徴を3つ紹介しますね。

1. 異文化を「面白い」と思える人

海外では、日本の常識はまったく通用しません。仕事の進め方、人の考え方、食事、交通ルール、すべてが違います。 これにストレスを感じてしまうか、「面白い!」と楽しめるか。この差は、すごく大きいと思います。

2. 「なぜ?」を考える知識欲がある人

「なんでインドネシア人はこんなに時間にルーズなんだろう?」 「なんで日本ではダメなことが、海外ではOKなんだろう?」

そういった違いに、ただ文句を言うんじゃなくて「どうしてだろう?」と考えて、その国の文化や歴史を学ぼうとする姿勢がある人は強いですね。その知的好奇心が、結果的に仕事もうまく回すコツになったりします。

3. 「一人の時間」を楽しめる人

これは意外と大事なポイントです。 一人で赴任した場合、仕事が終わればそこは異国の地。日本の友達と気軽に飲みにも行けません。だから、基本的には、暇なんです。

僕の場合は、筋トレをしたり、ゲームをしたり、こうしてブログを書いたりして、一人の時間を楽しむ術を持っています。孤独を自分の力に変えられる人が、海外生活をエンジョイできるんだと思います。

まとめ

海外駐在は、間違いなく人生を最短で好転させる最強の「ライフハック」だと、僕は本気で思っています。 もし、これを読んでいるあなたが今の給料や環境に不満があったり、FIRE志向がある方なら、選択肢の一つとして、本気で海外を目指す価値は絶対にあるはずです。

特に学歴がなく将来が不安という方こそ海外駐在を目指してみてはいかがでしょうか!